印欧祖語って何ぞ?

「印欧祖語」

はい。それがどうしたぁぁ。って思ったあなた。間違ってません。

なんとなく字の感じから「ヨーロッパかな?」って所までは行くでしょうか(ヨーロッパは欧州と言います)。

簡潔に言うと、「インド、ヨーロッパ語族(印欧語族)」の祖先の言葉が「印欧祖語」です。同じ祖先の言葉だと考えられる言葉をまとめて〇〇語族と言って、その先祖の言葉を〇〇祖語と言います。印欧祖語は「昔こんな言葉使ってたんじゃね?」と仮に考えられている言葉で本当にあったのかは未だに分かっていません。この祖語は下にある地図の黒海付近で使われていたとされています。

f:id:English_research:20190821163836j:plain

黒海付近の地図

 この祖語は本当にさまざまな場所へと派生したそうで、インドやイラン、イタリア、欧州などへ派生したと考えられています。その中で、ヨーロッパ北部に派生したのがゲルマン祖語lです。このゲルマン祖語からは英語やオランダ語、ドイツ語などが派生していきます。

 

こういうのを学んでいくと世界史も少し関連づけて考えられそうですね!次は古期英語についてまとめていきます!