大母音推移

大母音推移とは、母音の発音のしかたが変わることです。

これは15から16世紀に起こったものです。ですが、英語のスペルを変化した発音に合わせて変えなかったので、発音とスペルが大きく変わるようになりました。また、英語には多くの方言がありました。

近代になり、印刷技術が発展しました。ですが、いざ印刷をするには数多く方言のある英語のスペリングを統一する必要がありました。そのため、印刷地であるロンドンの英語が採用され、ロンドン英語が英語の標準語となりました。

また、16世紀以降はギリシャ語、ラテン語、フランス語などから語彙を流入して語彙が充実し、18世紀頃に現在一般に言う英語の文法ができました。